1) 証拠金が不足している場合(システムに拒否されたと表示される)
- 条件付き注文は、トレーダーが注文を出す際に証拠金要件を必要としません。
- しかし、これは条件付き注文が実行されるためには証拠金が必要ではないということではありません。 代わりに、条件付き注文が発動される際(事前設定された価格(最後の価格、基準価格、インデックス)がトリガー価格に到達した際)に、システムは証拠金要件を確認します。
- もしシステムが発動後に条件付き注文を正常に実行するための利用可能な残高が不足していると判断した場合、それはシステムにより拒否されます。
- 注意: 条件付き注文で手動でストップロスを設定したい場合は、「トリガー時クローズ」機能を選択することをお忘れなく。
2) ポジションを開くための条件付き注文を設定する際に「トリガー時クローズ」を誤って選択してしまった場合(システムに拒否されたと表示される)
- 「トリガー時クローズ」機能は、ポジションをクローズするための命令としてのみ設計されています。
- もし「トリガー時クローズ」を有効にした条件付き注文が発動され、既存のオープンポジションがない場合、システムはその注文を拒否します。
以下は、条件付き指値注文に特有の理由です。
1) トリガー時に指値注文の価格が注文板内の最良買値/売値よりも有利な価格で設定されている場合(システムにNEWと表示される)
- 条件付き指値注文は、発動時にトリガー時点での指値注文と同様に実行されます。
- 指値注文の実行は、事前設定された注文価格が注文板内の最良買値/売値と相対的に決まります。
- それは有効な状態を保ちながら実行されず、LTP(最新取引価格)が注文価格に達するか、ユーザーがそれをキャンセルするまで続きます。
2) 「ポストオンリー」機能を選択し、条件付き指値注文がトリガー時に即座に実行される場合(システムにキャンセルされたと表示される)
- 「ポストオンリー」機能の目的は、トレーダーの条件付き指値/指値注文が実行前にまず注文板に記載されることを保証し、それによりメイカー注文要件を満たし、メイカーリベートを受けることです。
- システムが、トリガー後に注文が即座に実行されると検出した場合、トレーダーが意図しないテイカーフィーを支払うのを防ぐために、注文は自動的にキャンセルされます。